マンション売るならマンション30

当サイトの他のページでも触れているように、マンションの売却前に大掛かりなリフォームは不要ですが、最低限のリフォームをすることでマンションの査定価格が上がったり、他の物件と比較された時、買主さんはきれいな方を選ぶと言ったことが多いように思われます。

最低限のリフォームの基本は「掃除」です。まずマンションをきれいにしてその際に気付いた「傷」等を直すという事です。基本的な考えは「目に付く場所はきれいにする」「自分でメンテナンス出来るところはする」ということですが自分で直せないような時は少額な金額であれば事前に補修してしまう、という事を実行すれば、マンションの内覧に来た方の印象はだいぶ変わるでしょう。

掃除は普通に住んでいる時もやっていることだとは思いますが、自分が内覧をする立場になってどんなところに目がいくかを考え、行うと良いでしょう。入ってすぐに「きれいで清潔感がある」という印象を持ってもらえるようにするには、ホコリがたまらないよう掃除機をかけたり水拭きをしたり、こすって落ちるような汚れは落としておいたりすることが必要です。
床は買われた方がリフォームで替える可能性もありますが、内覧した際に好印象を持ってもらえるように、簡単なワックスをかけておくと良いでしょう。売却時までご自分も住まわれるわけですから「損」とは考えずに「気持ちよく住む」という風に考えてみてはいかがでしょうか？

玄関は入ってすぐに見る場所です。なるべくきれいに清潔感があるようにしましょう。バルコニーも忘れずにきれいにしておきます。高圧洗浄機などがあれば、自分で落とせる汚れは落としておくとよいでしょう。

内覧の際「カビ」が多く見られると印象が悪くなる他、カビが生えやすい物件であると認識される可能性もあります。
カビを落とす様々な製品も出ているので活用し、落としておきましょう。

網戸は普段あまり気がつかないかもしれませんが、意外と汚れています。網戸の掃除もしておきましょう。
またかなり傷んで隙間があいていたりするようであれば張替えもおすすめです。

エアコンや給湯器などの設備チェックをしておきましょう。事前に修理や交換が必要な設備、撤去するものを把握することで、いざ売却が決まったとき思わぬ出費とならないよう、概ねの費用を予測することができます。また、設備の有無や使用の可否は、契約時に「付帯設備表」に明記されますので、きちんと設備チェックを行うことは、引き渡し後のトラブル防止にもつながります。

クロスに目立つ傷や汚れがある場合は、ホームセンターなどで手に入るＤＩＹ商品で簡単に目立たなくすることもできますので、できる範囲で補正しておきましょう。

買主さんがマンションを見に来たときは照明器具を全部つけておきましょう。明るい部屋は明るい家庭を意識させるものでお金はかかりませんが絶大な効果があります。